テクニック その他の分割
説明
3rdでは、タメ技だけでなく連打必殺技とSAコマンドも分割して入力することができる。 連打必殺技は春麗の百裂脚しかないが、SAのコマンド分割はどのキャラでも使用することができる。
【連打分割】
百裂脚は、常に減り続けているフレーム(連打タイマー)が設定されている。 この連打タイマーは「98から0」へと減り続けており、これが「0」になるまでにKボタンを5回押すと百裂脚コマンドが完成する。 もし5回押すまでに「0」になってしまった場合、「1」から数え直しになる。 ちなみに、ボタンを押した回数は小K・中K・大Kでそれぞれ独立しているが、連打タイマーは小K・中K・大K全て共有している。
また何らかの行動中に5回の連打を完了してしまった場合連打タイマーは「小K:15」、「中K:12」、「大K:9」に変化する。 この値は他の強さの百裂脚コマンドの封印時間を表しており、これらの値が「0」になるまでは、他のKボタンを押しても連打の回数が増えない。 5連打したボタンと同じボタンを「8フレーム」以内に連打し続ければ、例えば小Kならボタンを押す度に連打タイマーが「15」に戻り、封印時間が継続される。 そして、行動が終わりフリーになった次の押下で百裂脚が出る。
さて、連打タイマーが「98」の時点から最速で4連打した場合、「約91フレーム」の自由時間ができる。 また手動で連打したとしても、大体20フレームくらいで4連打できるので、1秒以上歩ける事になる。 しかし、連打タイマーは見えないため、以下の最大値に戻る条件をうまく使って行きたい。
- 連打タイマーが「0」になった時
- 百裂脚が出た時
- 何らかの行動中に5連打行った際に起こる封印時間が「0」になった時
- ブロッキングをした時
- SAが出せる状態でSAのコマンドが完成した時
- ラウンドが終了した時
上記を見る限り、SAヒット時が意図的に最大値に戻すのに適していると思われる。 なおラウンド開始まで何もしなかった場合、連打タイマーは「30」くらいまで減った状態でラウンドが開始する。
例として『鳳翼扇→CHJ→J大PTC』を決めて着地した場合を見ると、着地時に連打タイマーは大体「60」くらいになっている。 これを利用すると以下のようなことができる。
- J大PTCがヒットして着地するまでにKボタンを4連打する
- 着地後、歩いたり、ダッシュなどをする
- Kボタンを押す
これにより任意の場所で百裂脚を出す事が可能。 ちなみに1秒近く移動する事ができる。
【コマンド分割】
コマンドが長めのSAなどはコマンドを分割することができる。
代表的なものとしては『中P大PTC→波動拳→疾風迅雷脚』などがこれにあたる。 これをコマンドで表記すると、「中P大P→236+P→236+K」となる。
またヒューゴーのギガスでも同様の事ができる。 使い所としては「小Pをガードさせてる最中にレバー1回転→少し待つ&少し歩いて残りのコマンドを入力」といった使い方でギガスを出す事も可能。 ただし前半と後半のコマンドの繋ぎのタイミングはかなり短い。