起き攻めの思考。
リュウにとって、最大のダメージソースとなるのは、相手の起きあがりに攻めることである。
それ以外にも、ダメージを奪うチャンスはいくらでもあるが、一気にまとまったダメージを奪うのは難しい。
とくに、中間距離の差し合いで不利な春麗や、スキの少ないユン、ヤンなどは、
いったん転ばせて起きあがりを攻めるのが常套手段である。
起き攻めを有利に展開する手段を考えよう。
まず、いかにして転ばせるのか。
起き攻めを行いやすいのは画面端である。
技を当てても、ヒットバックがかからず、相手との距離が離れにくいのが理由。
だから、転ばせる技も、できる限り相手を隅に追いやるような技を選択したい。
この点で、優秀な技は、
�‥蠅�
��強竜巻
の二つが挙げられる。�△蕨�続技に組み込んで使うといい。上段足刀も隅に追いやるが、技の硬直が長く、竜巻の方が先に動けるだろう。
しかし。スト３にはクイックスタンディング（ＱＳ）というシステムがある。
相手に転ばされたとき、すばやく起きあがって、起き攻めを回避する手段となる。
ＱＳには例外がある。
ＳＡをくらって転ばされたときは、ＱＳが使えない、のだ。重要。とくにＳＡ１選択者は。
また、ＱＳをとったからといって、起き攻めを完全に回避できるわけではない。
相手の行動が早ければ、ＱＳを行ってもなお、起き攻めを受ける。ことにも注意しよう。
では、どんな行動が起き攻めになるのか。
�＿蔀福蔑�ちガード不可）攻撃を重ねる。
��中段（しゃがみガード不可）攻撃を重ねる。
�Ｅ蠅欧鯀世Α�
�い瓩�りジャンプ攻撃を狙う。
�イ覆砲發靴覆ぁ覆�ードorブロッキングまたは逃げジャンプ）
�Ε侫Дぅ鵐函覆�よび、引っかけたときの反撃の準備）
�Г修梁�
それぞれを具体的に検証する。
�＿蔀聞況�
Ａ、しゃがみ中Ｋ
比較的安定。ＢＬや、無敵技以外では反撃を受けない。連続技にするなら、ＥＸ波動拳がガードされても反撃を受けない。弱竜巻はガードされれば反撃を受けやすいが、ゲージを消費せず、その後の起き攻めも継続しやすい。
Ｂ、しゃがみ弱Ｋ
重ねて、その後の連携（次の下段、中段攻撃、投げなど）の布石とする。
しゃがみ弱Ｋｘ２からのヒット確認ＳＡにも使用する。
遠距離で出して、ＢＬさせ、反撃をガードする、その後のカウンター狙い。
C、しゃがみ強Ｋ
遠めの距離から起き攻めを行いたいときに使用。ヒットすれば確実に転ばすことが出きるが、ガードされると、ＳＡなどで反撃を受けやすい。
��中段攻撃
Ａ、リープアタック
カンタンに、しゃがみ状態から出せるが、ダメージが低く、反撃されやすいので、遠目の距離から出そう。降下中に重ねることで、強昇竜拳や、ＳＡ２が連続技にできる。
Ｂ、→中Ｐ
発生はわずか（１フレ）にリープより早く、ガードされても反撃を受けない。経験上、ＢＬされやすい技だが、ダメージ面で優れ、近距離で出しやすい。
�Ｅ蠅�
ガードを固めた相手やＢＬ狙いの相手に有効。ただし、相手の起きあがり完了後３フレまで、こちらが一方的に投げられないことに注意。相手が完全に起きあがるのを確認してから投げにいこう。また、投げの空振りは、�Ε侫Дぅ鵐箸砲盪箸┐襦�
�い瓩�りジャンプ攻撃
リュウのめくり攻撃はジャンプ中Ｋのみ可能。完全な画面隅では、めくりが行えるキャラが限定される。横幅の広いキャラのほか、豪鬼、エレナが可能で、他は不可。また、ヒットさせてものけぞり時間が短く、連続技につなげるのは難しい。
�ゲ燭發靴覆�
消極的だが、以外と重要。リュウの起き攻めは強いので、相手は無敵時間のあるＳＡやＥＸ必殺技で、脱出を図る可能性がある。そこで、相手のゲージを浪費させ、カウンター攻撃を狙うのが目的。距離的には、相手の投げ間合いギリギリぐらい（適当でいい）でじっと待つ。投げ系ＳＡを持つ大型キャラ、ヒューゴー、アレックスには、逃げジャンプ強Ｋも有効。
相手のゲージを見て、ＳＡ、無敵技が使えるようだったら、何もしないことを考えよう。ＢＬは相手を精神的に萎えさせるのにかなり有効。
�Ε侫Дぅ鵐�
�イ覆砲發靴覆ぁ△汎瑛佑法∩蠎蠅竜�きあがり後の反撃を誘い、相手のゲージを浪費させ、カウンター攻撃を狙うのが目的のほか、反撃にＳＡ２を叩き込む、ＢＬの布石にする、という使い方が可能。便利なのは、投げ、リープ、立ち中Ｐ、立ち強Ｐあたりの空振りモーションがオススメ。また、相手の投げ間合いから、起きあがる寸前にバックダッシュで相手の投げ空振りを誘のも面白い。しゃがみ中Ｋ竜巻などを叩き込んでやろう。
�Г修梁�
相手の↓ＢＬをつぶすのに、立ち中Ｐ、立ち中Ｋ、→強Ｐを使用する。
立ち中Ｐは、ヒット確認ノーキャンセルＳＡ２が可能（かなりムズイ）
立ち中Ｋは移動投げの布石に向いている。
→強Ｐはしゃがみヒットなら強昇竜、立ちヒットならＥＸ昇竜がヒット確認でつながる。ＳＡ２はどちらでもつながる。