豪鬼
インプレッション
男一代格闘おたく。
前作においては、『金剛国烈斬』の実験で
オーストラリアの世界遺産を破壊した
超危険人物である。イデオンの主題歌ネタ?
仙人オロに若造呼ばわりされたり、最近は受難の日々。
言い訳度数 4〜8
やっぱり、斬空の存在はでかいと思う。
加えて、起き攻めに持ちこみたくても完璧に近い対空あるし。
移動投げはリュウよりも若干リーチが長い。
体力の少なさ に、どこまで食い込むことができるかが鍵。
解説
まず、豪鬼の技でもネックとなりそうな3つの技に対する対処法。
@強・竜巻
多段ヒットするうえ、吹き飛び属性を装備。
しゃがんで避けると3段目がめくりヒットする という謎の性質。
しかも隙が短いため、対処方法を知らないと、竜巻だけで殺されかねない。
しかし、対処方法さえ知っていれば、豪鬼の強・竜巻はネギカモになる(断言)
強・竜巻は5フレームの隙があることから、
立ちガードして、最速で昇竜系
で、確定の反撃が可能。
コツとしては、パンチボタン3つをズラし押しする感じで。確実に出来るように練習しておきたい。
ちなみに、真昇竜拳の確定ポイント である。チャンスなので逃すな。
A斬空波動拳
攻めにも守りにも使える万能の技。
防御力の最弱の豪鬼にとって、生命線ともいえる技である。
攻めに使われた場合、この場合はおとなしくガードが基本。
ブロッキングを狙っても、ガードする場合より状況が悪くなる。
ガード時のヒットバックによって距離を離すことが出来ず、硬直も長いためである。
守りに使われた場合、無理に跳び越したり潜り抜けたりするのは危険。
相打ちを取れれば良いが、食らった場合、空中ブロッキングした場合、竜巻などで追撃を狙われる。
基本はブロッキング。逃げられたときは、じりじりと距離を詰めていきたい。
守りが堅いと思われたときは、強・波動や灼熱を狙う。相打ちでも元は取れる。
真空波動を選択していれば、真空波動を狙っても良い。
B天魔空刃脚&百鬼襲
判定が鋭く、やっかいな技である。
天魔空刃脚に対しては結局のところ、ブロッキングの精度 が物を言う。
ブロッキング能力をちらつかせることで、躊躇させたいところ。
無理だと思ったらガード してその後の状況に対処するしかない。
昇竜をぶっぱなすのも一つの手ではあるが。ただし、斬空という選択肢にも注意したい。
百鬼襲については、独特のジャンプ軌道を覚える こと。
ジャンプではなく、百鬼襲だと即時に反応したい。
対処方法は、昇竜系がベスト。ただし、相打ちになることもある。
それが無理なときは、ガードと屈強Pの2択で対処するしかない。
投げならばしゃがみ強Pで勝てる。それ以外ならばガードするしかない。
それでは、距離ごとの解説。
遠距離
斬空の対処方法は上記の通り。
相手が固いタイプで、しかも相手のゲージが溜まっている状態ならば、
屈中P連打などでゲージを溜めてしまうという手がある。
固い相手にはこちらも固く。それが豪鬼戦の鉄則。
じりじりと地上から距離を詰めるか、ゲージを溜めて、相手に攻めさせるか。
中距離
攻め斬空が厳しい。
斬空に来る前に垂直ジャンプ強Kなどで潰してしまうのも手。
竜巻で奇襲を仕掛けてくるようなら、カウンター狙いは当然。
足払いの性能は、リュウとほぼ同等。
しゃがみ強Kをプレッシャーに使えるが読まれると天魔空刃脚からの攻めを食らいかねない。
控えめに、ここぞというときのためにとっておきたい。
立ち中K、強Kや波動拳などをメインに攻めを展開し、空からの攻めを警戒しつつダメージを奪いたい。
百鬼襲には出来るだけ昇竜拳で対処して行きたい。
近距離・密着戦
6中Pの投げスカし性能(DC版には無い)や、リュウよりも若干伸びる移動投げが怖い。
コレに対してはしゃがみグラップディフェンスを中心にして対応。
バクチ昇竜 という手もある。豪鬼の防御力の低さを考えれば、決して分の悪い賭けではない。
近立ち中Kからはヒット確認で滅殺豪波動がヒットする ので注意を要する。
こちらの↓BLを潰す選択肢としてかなり有効だと思われる。
望ましいのは、じりじりと隅に追い詰めてからのラッシュ。
移動投げ、屈強P(ヒット確認)EX上段足刀の連続技、しゃがみ弱Kがらみのヒット確認SA、立ち中Kなどを
中心に攻めて行く。
攻めの主導権を握って一気に畳み掛けて行くような接近戦を展開したい。
なお、豪鬼側の最終防衛ラインとして、強昇竜→滅殺豪波動という選択肢があるが、これはガードを狙う、
つまり暴発させたいところ。
対空
斬空波動のおかげで、うかつに対空技を出せない。
加えて天魔空刃脚などの判定の強い技は、まず昇竜系の技でしか返せない(遠目からなら立ち強、中Pが良い)
ため、メインはガードとBLで、ピンポイントで昇竜系を出すのもあり、といったところ。
百鬼襲は、軌道を覚えて出来る限り昇竜拳で反撃。
対して豪鬼側の選択肢は豊富。
斬空竜巻(空中竜巻)は前段空中BLしても、豪鬼の方が先に着地して背後から攻撃されてしまう。
滅殺豪波動が使える状態ならば、昇竜拳→滅殺豪波動→各種追い討ち、で、
限りなく完璧な対空として機能する。
この状況では出来る限り飛込みを控えたい。
なお、仮に滅殺豪波動を空中BLした場合、後の追い討ちの方が怖いので、二発目以降を食らってしまうのも手。
ダメージはかなり減少する。
さらに、ゲージMAX状態ならば、金剛国烈斬という選択肢。
これはそもそも、初段がBL不可技なので、完璧な対空である。
発生のモーションが遅いので、豪鬼側は早めに出す必要がある。
怪しげな屈伸動作に気をつけよう。(↓↓↓というレバー入力が必要なため)
瞬極殺も対空性能は高い。出せればの話であるが、出せれば、これも完璧な対空として機能する。
一番重要なのは、
ゲージが一本でも溜まっている豪鬼に、うかつな飛び込みはしないこと。
起き攻め
選択肢は、ほぼリュウと同じ。
ただし、斬空波動や(通常必殺技としての)灼熱波動の存在がある。
これらは出来る限りガードに徹して距離を離したほうが良い。
隅で固められた場合は、ガード後の状況で対処する。
立ち中Kからは滅殺豪波動が連続技になる。
主に↓BLを潰すための選択肢なので、ゲージが溜まった相手に↓BLは控えたい。
バクチEX昇竜はかなり有効な選択肢。豪鬼側のダメージを考えれば十分有効なプレッシャーになる。
リュウ側の起き攻めの選択肢は基本的なもので十分。
移動投げや屈弱Kx2SAなどのヒット確認連続技、立ち中K、ガードなど。
滅殺豪波動が溜まった豪鬼は、昇竜→滅殺豪波動という選択肢があるが、
ガードしてしまえば、屈中K→強竜巻が確定するので、暴発を誘いたいところ。
SAごとの対処
SA1、滅殺豪波動
豪鬼側のメインSA。対空性能の高さがウリ。
うかつな跳びこみを避ける、立ち中Kヒット確認に注意。
SA2、滅殺豪昇竜
何気に対空に使ってもダメージは大きい(安定しないが)
怖いのは屈弱Kx2ヒット確認。これに気を配るだけで十分。
SA3、滅殺豪旋風
本来、これこそが対空SAのはずであるが、使い勝手が悪すぎる。
空中BLに慣れたものならば、ほぼ確実にBLできてしまう。用練習。
BL出来ないならば、跳びこまなければ良いだけのこと。
特殊SA、瞬極殺
使い手の個性が問われる技だが、ZEROシリーズとは違って、
ストVでは、極めて戦略的な技である、と理解すべき。
確定状況を作り出して狙ってくるのが巧いプレイヤーには注意したい。
警戒すべき状況を挙げるならば、
・ダッシュからの移動(6中Pスライド)瞬極殺
・天魔空刃脚を高めの打点でガード→瞬極殺
あたりが代表的。
特殊な使い方としては、
・対空瞬極殺
・ブロッキング瞬極殺
・ジャンプ→瞬極殺
・対空の屈強PをBLさせる→瞬極殺
・屈強Kをめりこませてガードさせる→反撃に来た所を、キャンセルして瞬極殺
・立ち中P、Kをガードさせる→移動投げと見せかけて瞬極殺
とか。
全部身をもって味わったことがあるので(笑)
いずれも、コマンドの弱Px2の部分を、ダッシュや天魔空刃脚などでごまかしているので、
ポイントを絞ることは可能。
ただし、読めれば、の話。
特殊SA、金剛国烈斬
某コンボビデオで、vsトゥエルブ(XCOPY)にて驚異的なダメージ(笑)を見せてましたが。
結局この技は、バクチ技。豪鬼側の最終手段。
一発に警戒するしかない。