春麗

 

インプレッション

要は人気取り専用キャラ。定番とでも言おうか。刑事を辞めて、クンフー教室の先生になった彼女も、

             時の流れは残酷なもので、もう三十路。

「きゃはは、やったー!」(頬染め)の勝ちポーズは、ちょっと無理がないか?

 

キャラ的には、間違い無く強キャラ。歩く絶望。伝説の足は健在どころか磨きがかかりまくり。

 

言い訳度数  5〜9

リュウ最大の天敵。春麗のしゃがみ中Kの先が触れただけで半分確定。移動投げが絡むと、そりゃあ、もう。

5は春麗がSA3選択時。まじめにSA3を選択する春麗使いもおるまいが。

 

解説

まず、お断り。基本的には春麗がSA2を選択していることを前提にした攻略になります。

春麗はSA2をメインに据えたキャラなので、その対策が最大のポイントになるからです。

 

SA2の特徴。

その恐るべき性能は、最大クラスのダメージのみならず、発生の早さ、突進力によるカウンター性能の高さ。

リュウ側はしゃがみ強K をガードされると、確実にSA2で反撃、を受け、体力の半分 をもって行かれる。

しゃがみ中K波動拳は、ガードのみならず、ヒットさせても、やはり確定で反撃 を受ける。

 

また、飛び道具すり抜け能力 もある。

SA2の突進中は飛び道具に対して無敵。(移動先に飛び道具が置いてあった場合は無理)

これにより、うかつな波動拳は撃てない。

 

おまけに、ふっとばし後に、追い討ちが可能。

つまり、春麗はさらに攻めを継続できる ことになる。

 

この恐るべき性能のSA2は、ヒット確認連続技として使用されると手におえなくなる。

代表例は

@しゃがみ中K

A←強Pキャンセル気孔拳

B→強K(しゃがみヒット時)

の3つ。これらのうち、いずれか1発でも食らうと、SA2が連続ヒットして、体力の半分が失われる。

また、リープアタックからもつながることに注意。

 

最後に。

運良くSA2をガードすることが出来たら、立ちガードにして、最後の蹴り上げる部分に対して→BLを取れる。

BLを取ることで、確実な反撃が可能になる。要習得。

 

 

遠距離戦

まず危険なこと。ゲージを溜めた春麗に、不用意に波動拳を撃つこと。

読まれると確実にSA2によるすり抜けがくる。

春麗は、生命線ともいえるゲージが溜まっていない場合は、←強P連発でゲージを溜めにかかることが多い。

溜めさせる前に接近して、転ばせる ことを考えよう。そうしないとゲージを溜められてしまう。

 

しかし、春麗が一本でもゲージを溜めていたら、出方を待った方がいい。

こちらが、しゃがみ中P連打などでゲージを溜めてしまおう。1発でも多くEX波動拳を撃てるようにしたい。

 

 

中距離戦

先にも書いた通り、ゲージを溜めた相手にしゃがみ強Kは危険。

相手がしゃがみ強kを空振りしたときのみ、カウンターで使おう。

くどいようだが1発のミスで死ねる相手だから、強調する。

この間合いで、春麗側の警戒すべき選択肢は、先に書いた

しゃがみ中K、←強P、→強K の三つ。

しかし、これらはいずれも判定が強く、スキも少ない。

できるかぎり、春麗のしゃがみ中Kが、ぎりぎりヒットしない間合いをキープすることが大切。

 

その他に、リュウ側がやってはいけないこと。

A、しゃがみ中Kの空振り

  スキは以外と大きい。手練の相手ならば、確実にしゃがみ中Kでカウンターを取ってくる。つまりSA2。

 

B、牽制技の単調な連発

  とくにしゃがみ中K、しゃがみ中P、立ち中Kなど。

  いったん読まれれば、←強P、→強Kを刺しこまれる。つまりSA2で半分。

 

C、ヘタなダッシュ、弱竜巻による接近。

  しゃがみ中Kを1発でも食らえばSA2で半分。

 

と、まあ、こんなことを書くと、リュウ側ができることが、ほとんど無くなってしまう。

唯一安心して出せる のは EX波動拳 ぐらい。発生、弾速ともに速く、反応してからのSA2は難しい。

上に書いたA〜Cの技も、まったく出さないわけにはいかない。

一番大切なのは、自分の牽制が、単調にならないようにすること。

あくまで精神論だが、SA2食らっても、あきらめないこと。

 

逆に、ゲージが溜まっていない春麗には強気に出よう。

しゃがみ強Kやしゃがみ中K、EX波動拳などを前面に押し出して、責めていく。

春麗の←強Pには注意する。リュウの大半の牽制技をつぶすことができ、連発でゲージを溜めにることも可能。

遠目からのしゃがみ強Kで転ばしてしまおう。

スキあらばダッシュなどで接近して投げなども、効果的。

 

書き忘れたが、春麗の遠強P、→中K の二つは、遠目からの立ち中Pでつぶせる。

 

 

近距離戦

春麗のしゃがみ中Kの間合い。危険な間合い。

出来る限りガードを固め、スキを見てバックジャンプで距離を離すか、EX波動拳で割り込みたい。

強竜巻による脱出も奇襲効果は高いが、ガードされると反撃は確定。どうにもならないときに使おう。

 

春麗に対して、↓BLが成功しても、反撃は止めた方が良い。

こちらのBLを「しゃがみ中Kを食らった」と誤認した春麗がSA2を発動する危険性が高い。

リュウの反撃は、まずSA2につぶされてしまう。

逆に言えば、暴発させてやることが可能。

 

春麗の近距離技で警戒したいのは、

先に挙げた、SA2の基点となる3つの通常技に加え、移動投げ がある。

春麗の移動投げも、リュウのそれと同等の性能を誇り、吸い込み間合いが広い。

怖いのは、しゃがみ中Kをガードした後の移動投げ。

しゃがみガード中にGDを入力 してやり過ごそう。

 

また、春麗の→強Kは、こちらの投げをかわしつつ攻撃が可能 な技だ。念頭に置いておこう。

 

 

対空

基本的に春麗側はジャンプ攻撃を仕掛ける必要は無い。

SA2を当てることこそが、至上命題になるからだ。

一応警戒すべきジャンプ攻撃はジャンプ強Kぐらい。BLを仕込むのが無難。

あと、特殊技の3強Kで、めくりを狙うことができるが、後ろ方向にレバーをいれることでBLが可能。

確実に出来るようになっておきたい。

 

春麗側の対空は、地上対空に乏しい。

通常技でそこそこ対空になるのは、速めの近中Kや←強Pあたり。

1発の空中BLで済むので、跳びこみやすい相手ではある。

SA3の存在も、手練ならば空中BLも可能だし、そうでなくても、もともとダメージが低い。

SA1も、最初の一発目を空中BLしてしまえば、あとは食らっても、ダメージは低い。

まして、春麗のメインはSA2である。

 

しかし、空対空となると話は変わる。

空中投げ が春麗にはあるからだ。春麗側はBLを入力しつつ、空中投げを入力できる。

とにかく、跳びこむときは、単調にならないように。

 

 

起き攻め

春麗の起き攻めは、怖い。そして、ここでも怖いのはSA2だ。

理由は、しゃがみ中Kに加え、リープアタック からもSA2がつながるからだ。

そして移動投げ が加わる。

できるかぎりガードに徹して、GDを狙っていきたい。この辺はほとんど運 だ。

真昇竜拳がゲージが溜まっていれば、それだけで、プレッシャーを与えることができるのだが・・・。

 

リュウが春麗に対して置き攻めを行う上で、ネックとなるのは、EXスピニングバードキック だ。

無敵時間8フレ、とEX昇竜拳の倍の無敵時間がある。ダメージもかなり痛い。

しかし、EXスピニングにも欠点がある。発生が13フレーム目 と、非常に遅い。

つまり、無敵時間中に攻撃判定を持たない ため、9〜12フレーム目に、打撃技でつぶすことができる。

具体的には。

@遅めに→中Pを重ねる

AEX竜巻を重ねる

この両方で十分。しかし、読まれると、BLされてしまうので注意。

また、立ちガード後にも反撃が可能 なようだ。

最後の1発を立ちガードしたら、すかさず昇竜拳を入力。

タイミングはシビアだが、弱、中、強をずらして入力することで、いくぶんやりやすくなる。

 

その他のSA

SA1  警戒すべき点は、対空に使われた場合と、割り込みに使われた場合。

     ガードした場合は、終わりの方にガードブロッキングを狙うと良い。成功すれば反撃が可能に。

SA1  対空SAなのだが、それならば地上戦で押していくことで十分対抗できる。ダメージも少ない。